2012年09月07日
第4回 富士吉原つけナポリタン
イタリアンと中華の見事な共演
「日本人の食に対する柔軟さと情熱は素晴らしい!」ということを再認識したのが、この『つけナポリタン』です。そもそもナポリタンはイタリアにはなく、横浜のホテルが発祥だそうで、それをさらにつけ麺風にアレンジしてしまうという創造性に感服。ただ、このつけナポリタンという名前から想像するのと、実際はちょっと違う料理です。ナポリタンよりも上品でオシャレな感じがします。『つけナポリタン』という音の響きはとても良いですね。トマトの妖精のようなイメージキャラクターも『ナポリンちゃん』もかわいらしいです。
『がんばる商店街』の立役者
つけナポリタンは、テレビ東京の番組『チャンピオンズ』で、吉原商店街のご当地グルメとして開発されたものです。もう一品の開発料理『みそ焼きそば』との対決で勝利し、吉原のご当地グルメとして認定されました。なので、歴史としてはまだ浅いですが、商店街の活性化に一役も二役も買っているのです。吉原商店街は、中小企業庁が発行する『新・がんばる商店街77選』の一つにも選ばれるほどの頑張りっぷりです。
商店街のいたるところで『つけナポリタン』ののぼりが掲げられ、元祖である『喫茶アドニス』ではお昼時はほぼ満席状態。メニューである『つけ富士リタン』も午後1時には売り切れていました。仕込みには4時間もかかり、1日に提供できる数が限られているそうです。
元祖『喫茶アドニス』のつけナポリタン
さて、お味は・・・「ヴォーノ(美味しい)!」 コクのあるトマトスープにほどよくチーズがとけてマイルドに。この味の深みとバランス、イタリア人も嫉妬しそうです。麺は小学校の給食で食べたソフト麺にラーメンのコシがプラスされたようなもちもち麺で、少しちぢれているのでスープがよく絡みます。具材の鶏肉や半熟卵も美味。スープはたっぷりあるので、惜しまずにたくさん絡めて食べるのがオススメです。
それぞれのお店でそれぞれの味を
現在、富士市内でつけナポリタンを食べられる公式参加店は40店舗。PR活動を行っているタウンマネージメント吉原がレシピの講習会などを開催し、着実にその数を増やしています。富士川楽座や道の駅などでも食べられます。
スープはトマトソースをベースに、鶏がら、ブイヨンなど別の種類のスープを加えたWスープが基本。麺とスープが別々のつけ麺風であれば、具材はなんでもOK。それぞれのお店独自のつけナポリタンが楽しめるのです。片っぱしから食べ歩いてみたいのですが、胃袋が言うことを聞いてくれません。「ギャル曽根の胃袋がほしい!」と切実に願うのはこんな時です。
また、2011年には名古屋、2012年に東京と、つけナポリタン取扱店が増えているそうです。お隣りの富士宮やきそばに続けとばかりに、じわじわと広がっている富士吉原のつけナポリタン。全国区になる日も近い!
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第1回 富士宮やきそば 第2回 番外編 全国B級グルメスタジアムinエコパ
第3回 餃子対決 第4回 富士吉原つけナポリタン
第5回 袋井宿「たまごふわふわ」 第6回 コロッケ祭り
第7回 清水もつカレー 第8回 静岡おでん
第9回 網代イカメンチ 第10回 磐田「おもろカレー」
第11回 稲取「肉チャーハン」 第12回 沼津VS三島 バーガー対決
第13回 御前崎 波乗りバーガー 第14回 きくがわガレット
「日本人の食に対する柔軟さと情熱は素晴らしい!」ということを再認識したのが、この『つけナポリタン』です。そもそもナポリタンはイタリアにはなく、横浜のホテルが発祥だそうで、それをさらにつけ麺風にアレンジしてしまうという創造性に感服。ただ、このつけナポリタンという名前から想像するのと、実際はちょっと違う料理です。ナポリタンよりも上品でオシャレな感じがします。『つけナポリタン』という音の響きはとても良いですね。トマトの妖精のようなイメージキャラクターも『ナポリンちゃん』もかわいらしいです。
『がんばる商店街』の立役者
つけナポリタンは、テレビ東京の番組『チャンピオンズ』で、吉原商店街のご当地グルメとして開発されたものです。もう一品の開発料理『みそ焼きそば』との対決で勝利し、吉原のご当地グルメとして認定されました。なので、歴史としてはまだ浅いですが、商店街の活性化に一役も二役も買っているのです。吉原商店街は、中小企業庁が発行する『新・がんばる商店街77選』の一つにも選ばれるほどの頑張りっぷりです。
商店街のいたるところで『つけナポリタン』ののぼりが掲げられ、元祖である『喫茶アドニス』ではお昼時はほぼ満席状態。メニューである『つけ富士リタン』も午後1時には売り切れていました。仕込みには4時間もかかり、1日に提供できる数が限られているそうです。
元祖『喫茶アドニス』のつけナポリタン
さて、お味は・・・「ヴォーノ(美味しい)!」 コクのあるトマトスープにほどよくチーズがとけてマイルドに。この味の深みとバランス、イタリア人も嫉妬しそうです。麺は小学校の給食で食べたソフト麺にラーメンのコシがプラスされたようなもちもち麺で、少しちぢれているのでスープがよく絡みます。具材の鶏肉や半熟卵も美味。スープはたっぷりあるので、惜しまずにたくさん絡めて食べるのがオススメです。
それぞれのお店でそれぞれの味を
現在、富士市内でつけナポリタンを食べられる公式参加店は40店舗。PR活動を行っているタウンマネージメント吉原がレシピの講習会などを開催し、着実にその数を増やしています。富士川楽座や道の駅などでも食べられます。
スープはトマトソースをベースに、鶏がら、ブイヨンなど別の種類のスープを加えたWスープが基本。麺とスープが別々のつけ麺風であれば、具材はなんでもOK。それぞれのお店独自のつけナポリタンが楽しめるのです。片っぱしから食べ歩いてみたいのですが、胃袋が言うことを聞いてくれません。「ギャル曽根の胃袋がほしい!」と切実に願うのはこんな時です。
また、2011年には名古屋、2012年に東京と、つけナポリタン取扱店が増えているそうです。お隣りの富士宮やきそばに続けとばかりに、じわじわと広がっている富士吉原のつけナポリタン。全国区になる日も近い!
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第1回 富士宮やきそば 第2回 番外編 全国B級グルメスタジアムinエコパ
第3回 餃子対決 第4回 富士吉原つけナポリタン
第5回 袋井宿「たまごふわふわ」 第6回 コロッケ祭り
第7回 清水もつカレー 第8回 静岡おでん
第9回 網代イカメンチ 第10回 磐田「おもろカレー」
第11回 稲取「肉チャーハン」 第12回 沼津VS三島 バーガー対決
第13回 御前崎 波乗りバーガー 第14回 きくがわガレット
Posted by eしずおかコラム at 12:00