2013年01月25日
第14回 きくがわガレット
すでに響きがオシャレ
ガレットとはそば粉でできた塩味のクレープで、薄く広げた生地の中心に卵を落とし、ハムやベーコン、チーズ、きのこなどの具をのせて焼き、四隅を折りたたんで四角い形にし、お皿にのせていただくもの。まん中にちょこんと目玉焼きが見えている感じです。ガレット=食事、クレープ=デザートですね。
日本ではまだあまりなじみがありませんが、フランスの北西部ブルターニュ地方では、カフェより多いクレープリー(クレープ料理店)で地元のお酒であるシードル(リンゴの発泡酒)を片手にガレットをつまみ、おしゃべりをするのだそう。“ガレット”“ブルターニュ”“クレープリー”“シードル”……言葉の響きだけですでにオシャレ♪ そんなオシャレ感とはウラハラに、作物の育ちにくい土地であるブルターニュでは、やせた土地でもそばは育つため、そば粉が飢饉を何度も救い、数世紀もの間ガレットが主食だったそうです。
潜在能力の高さとオシャレ感はA級
『きくがわガレット』は、地元の素材を用い地域活性化につながるような名物を生みだそうと、市民有志が立ち上がり、開発したもの。発足からまだ4年ほどのグルメですが、新メニューの研究に余念がないようです。
生地にはそば粉のほかに、菊川の特産であるお茶(粉茶)を入れるのが特徴。いわゆる普通の日本風のクレープのように、包んで手に持って簡単に食べられる形状です。包む具のバリエーションも豊富で、私がいただいたのは“遠州夢咲牛”の入ったちょっぴり高級感を感じられるもの。野菜もたっぷり入ってヘルシー、生地は表面がサクッと香ばしく噛めばもちもち、、そして欧風なのにどこか懐かしい素朴な味わいです。この生地ならば、包む具材はだいたい何でも合うと思います。食事系だけでなくスイーツ系でもおいしいのでは? 味は抜群なので、もっと手軽にいろいろな場所で食べられるようになればいいですね。車での移動販売で、まずは県内各地、さらに全国を巡るとか!
菊川市は常葉学園菊川が2007年春の甲子園で優勝し、夏の甲子園でも活躍したことで全国的にその名が知れていると思われます。なので“菊川”という名前は受け入れやすく、『きくがわガレット』というかわいらしい響きにも人気が出そうな予感がします。潜在能力はかなり秘めていると、個人的には期待しています。こんなにオシャレ感たっぷりのガレットを、「B級グルメ」と呼ぶには気がひけるくらいです。シードルの代わりには、お茶を使った「しずおかコーラ」(木村飲料)はいかがでしょう? 静岡らしさ満開のコラボです!
ブルターニュの人々は、まさかこんな極東の地でガレットが盛り上がっているとは思ってもいないでしょう。ぜひ、しずおかコーラ片手に食べていただいて、感想を聞いてみたいものです。
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第1回 富士宮やきそば 第2回 番外編 全国B級グルメスタジアムinエコパ
第3回 餃子対決 第4回 富士吉原つけナポリタン
第5回 袋井宿「たまごふわふわ」 第6回 コロッケ祭り
第7回 清水もつカレー 第8回 静岡おでん
第9回 網代イカメンチ 第10回 磐田「おもろカレー」
第11回 稲取「肉チャーハン」 第12回 沼津VS三島 バーガー対決
第13回 御前崎 波乗りバーガー 第14回 きくがわガレット
ガレットとはそば粉でできた塩味のクレープで、薄く広げた生地の中心に卵を落とし、ハムやベーコン、チーズ、きのこなどの具をのせて焼き、四隅を折りたたんで四角い形にし、お皿にのせていただくもの。まん中にちょこんと目玉焼きが見えている感じです。ガレット=食事、クレープ=デザートですね。
日本ではまだあまりなじみがありませんが、フランスの北西部ブルターニュ地方では、カフェより多いクレープリー(クレープ料理店)で地元のお酒であるシードル(リンゴの発泡酒)を片手にガレットをつまみ、おしゃべりをするのだそう。“ガレット”“ブルターニュ”“クレープリー”“シードル”……言葉の響きだけですでにオシャレ♪ そんなオシャレ感とはウラハラに、作物の育ちにくい土地であるブルターニュでは、やせた土地でもそばは育つため、そば粉が飢饉を何度も救い、数世紀もの間ガレットが主食だったそうです。
潜在能力の高さとオシャレ感はA級
『きくがわガレット』は、地元の素材を用い地域活性化につながるような名物を生みだそうと、市民有志が立ち上がり、開発したもの。発足からまだ4年ほどのグルメですが、新メニューの研究に余念がないようです。
生地にはそば粉のほかに、菊川の特産であるお茶(粉茶)を入れるのが特徴。いわゆる普通の日本風のクレープのように、包んで手に持って簡単に食べられる形状です。包む具のバリエーションも豊富で、私がいただいたのは“遠州夢咲牛”の入ったちょっぴり高級感を感じられるもの。野菜もたっぷり入ってヘルシー、生地は表面がサクッと香ばしく噛めばもちもち、、そして欧風なのにどこか懐かしい素朴な味わいです。この生地ならば、包む具材はだいたい何でも合うと思います。食事系だけでなくスイーツ系でもおいしいのでは? 味は抜群なので、もっと手軽にいろいろな場所で食べられるようになればいいですね。車での移動販売で、まずは県内各地、さらに全国を巡るとか!
菊川市は常葉学園菊川が2007年春の甲子園で優勝し、夏の甲子園でも活躍したことで全国的にその名が知れていると思われます。なので“菊川”という名前は受け入れやすく、『きくがわガレット』というかわいらしい響きにも人気が出そうな予感がします。潜在能力はかなり秘めていると、個人的には期待しています。こんなにオシャレ感たっぷりのガレットを、「B級グルメ」と呼ぶには気がひけるくらいです。シードルの代わりには、お茶を使った「しずおかコーラ」(木村飲料)はいかがでしょう? 静岡らしさ満開のコラボです!
ブルターニュの人々は、まさかこんな極東の地でガレットが盛り上がっているとは思ってもいないでしょう。ぜひ、しずおかコーラ片手に食べていただいて、感想を聞いてみたいものです。
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第9回 網代イカメンチ 第10回 磐田「おもろカレー」
第11回 稲取「肉チャーハン」 第12回 沼津VS三島 バーガー対決
第13回 御前崎 波乗りバーガー 第14回 きくがわガレット
Posted by eしずおかコラム at 12:00